Name: 【脇差】 （菊紋）日置越前守源宗弘
SKU: 1308-W01
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【脇差】（菊紋）日置越前守源宗弘

種別	脇差
国	武蔵
時代	江戸時代初期
法量	長さ：５４．７ｃｍ（１尺８寸５厘）反り：１．２ｃｍ元幅：３．２ｃｍ先幅：２．３ｃｍ元重：０．８ｃｍ
附	保存刀剣金着せ一重はばき白鞘東京都登録：昭和５６年３月１９日交付
銘文	（菊紋）日置越前守源宗弘
説明	越前守宗弘は本国江州蒲生、日置光平の弟として生まれ、正保年間中に兄光平と共に近江国より京を経て江戸に移住したものと伝えられています。作風は、備前一文字風の大規模の丁字乱れを最も得意とし、乱れ映りが鮮明に立ったものがあります。なお本工の現存する作が非常に少ないのは、兄光平の良き協力者であったためであろうと思われます。　この脇差は、小板目肌よく詰んだ鍛えに細かな地沸微塵につき、刃文は匂出来の中直刃に小足入り、匂口明るく冴え、本工には稀な直刃出来の作風を示した作品です。

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【脇差】（菊紋）日置越前守源宗弘

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江戸石堂の代表刀工として、日置光平が有名で、本作宗弘は光平の弟にあたります。宗弘の作品が少ないのは生涯を通じ兄光平の良き協力者であった為だと思われます。刃文の華やかさが定評の江戸石堂派の作にあって本作の様な直刃出来のお品も希少性があり、コレクションの意義が深いのではないでしょうか。

地刃共、概ね健全。